Jazzシリーズ

紺碧のトライアド


  • 7010onCajon

STORY

ストーリー

 プロのピアニストを諦めた”私”は、不思議なベーシスト”紫苑”に出会う。無気力だった日々が一変し、今まで気づいていなかった音楽を探求する。
 ドラマーの”渡辺”が加わり、3人でライブ・コンサートを成功を目指し奮闘する。
 ――音楽に生きる大学生たちを描く青春"Jazz"小説。(劇中歌を紹介するYouTubeプレイリスト付き)

CHARACTERS

キャラクター

"私"
教育学部 学校教育科、ピアニスト
紫苑
ベーシスト
渡辺
ドラマー

MUSIC

劇中音楽の紹介

一部のビデオは本サイトでは再生できない可能性があります。その場合は、YouTubeのサイト/アプリでご視聴ください。

DETAILS

この本について

タイトル Jazzシリーズ
紺碧のトライアド
著者
  • 7010onCajon
発行日 2021/02
発行者 自主出版
販売価格

350円

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ISBN (なし)

REVIEWS

読者の声

ご本人様の許可を得て掲載しております。

物語と音楽の融合が素晴らしい。見事なトライアド

幼少期からプロのピアニストになるために練習を続けてきた一人の少女。 少しずつ心と奏でる音楽がずれていく。 そして気付いた。自分の音楽を探し求め、ぐるぐると考えたあげく、私のやりたい音楽など なかったと。
本書はそんな主人公が、いつもの日常の中でたまたま巻き込まれたトラブル?をきっかけ に、成長していく様を描いています。

人は自分を受け入れてくれる存在がそこにいると信じられると、こんなにも素敵に輝くの だと思わずに居られない。
主人公の心情や情景描写。 主人公や作者の人柄を表しているような、素敵な描写が特に気に入っています。

そして、物語とともに登場する音楽。 物語の空気を伝えてくれます。 特に、#14 スペインと#25 海の見える街は必聴です。 まさにタイトル通り、見事なトライアドです。

その後の活動が気になるので、続編を待っています。

これは私が、私の音を見つけるまでの物語。

「貴女のピアノをもっと聞いていたかった」と作中で観客が口にした、この言葉。物語を読み終えれば、きっと誰もが同じ想いに胸を震わせる。
その魅力は豊かな音楽の比喩と、最後の一節をいつまでも眺めていたいと思うような繊細な文章表現。学生時代、音楽室に飾られていたバッハの肖像。あのムスッとした顔がにこやかに笑う姿が、クラシックのイメージすら変えてしまう。

登場するすべての人物には血が通い、そこで描かれるのはリアルな人間模様。気がつくと自分が主人公にリンクしてしまうような没入感が、読み手の項をめくる手をひと時も止めてくれない。
音楽的な馴染みはなくても、なんとなくそういうものだと納得できる説得力は、世界観の完成度と、主人公のぶれない描写によるものだろう。囲碁や三味線といった、自分の知識にない物語を読んだときにも、なんとなくの感覚で楽しめる――この物語は、そうした稀有な名作に肩を並べている。
物語と同様に登場人物も魅力的だが、一押しは主人公の指導者である中田准教授だ。音楽は相互のコミュニケーションで成り立つという彼の考え方には、深い感銘を受けた。

ジャズとピアノ、ベースとドラムの調べが耳に届く、演奏家たちの世界を描いた小説『紺碧のトライアド』。しばらく私のプレイリストは、ジャズで埋まりそうだ。
流川 夕

全体を通してテンポ良く読める

自分を新しい世界に引っ張り上げる存在は人生において重要なものであると再確認をしました。
この物語の主人公は変化に身を投じながらも自分の芯となる部分を常に持ち続けられる人だからこのような展開になるのかと感じました。自分もそうでありたい笑

各話に著者の選んだ曲が並べられているのも情景がイメージしやすく面白かったです。挿絵がありなら挿入曲も許されますよね。
おぬりー ドラマー

小粒ながら素敵な良作

音楽がわからなくても読めました。 さわやかな気持ちになれました。

3人の活躍をまだまだ見ていたい気分です。 音楽が聞けるリストも良かったです。
いろはに ほへと

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CREATED BY

この本を書いた人

  • 著者 7010onCajon ナオト・オン・カホン
    本業は物書き。副業はJazzドラマー。趣味でピアノを弾きます。それと生活費を稼ぐためにエンジニアをしています。

SPECIAL THANKS

キャラクター画像: WAIFU LABS
背景写真: Photo by Thierry Meier on Unsplash